知性もあらゆる物と同じく消耗する。学問はその栄養である。知性を養い、かつそれを消耗する。by ラ・ブリュイエール
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坂道と教室。
前回の記事から気付けば半年。毎度毎度、いつの間にか時間が経っているものだけど、半年以上ブログを放置していたのは久しぶりだと思う。
あけましておめでとう、と言っていた頃は毎日が寒くて肺に入る空気がとても冷たかった。今は肌が焼けつくような一瞬にして灰塵となるような暑さで日々がとても寝苦しい。
私は冬が好きなので、ああ早く冬が戻って来ないかなと思う。冬が到来した日は、家のドアを開けると特有の静かな匂いが漂っていて、あの匂いがすうっと鼻腔を抜けて瞬間がたまらない。冬の香りを思い出すと、高校の頃に通学門から校舎まで登った坂道と、誰もいない教室で窓を開けた瞬間のことも思い出す。当時は何気なく過ごしていた毎日だったけど、長い坂道もがらんとした教室も好きだったんだなと思い、母校のことが少し懐かしくなる。
あと数ヶ月したら卒業で、資格取るために勉強したり、資格取って働くことになって忙しくなったらあまり昔のことは思い出さなくなるかもしれない。けれど、大学時代のことを何気なく思い出すことがあるとしたら、たぶんふと見上げた青い空とか、六階の教室の大窓に映った夕闇とか、図書館の四階の光景や本の香りを思い出すんではないかと思う。
なんとなく日々感じているいいなと思ったことが案外記憶に残ったりする。それもまた、いいなと思う。
あけましておめでとう、と言っていた頃は毎日が寒くて肺に入る空気がとても冷たかった。今は肌が焼けつくような一瞬にして灰塵となるような暑さで日々がとても寝苦しい。
私は冬が好きなので、ああ早く冬が戻って来ないかなと思う。冬が到来した日は、家のドアを開けると特有の静かな匂いが漂っていて、あの匂いがすうっと鼻腔を抜けて瞬間がたまらない。冬の香りを思い出すと、高校の頃に通学門から校舎まで登った坂道と、誰もいない教室で窓を開けた瞬間のことも思い出す。当時は何気なく過ごしていた毎日だったけど、長い坂道もがらんとした教室も好きだったんだなと思い、母校のことが少し懐かしくなる。
あと数ヶ月したら卒業で、資格取るために勉強したり、資格取って働くことになって忙しくなったらあまり昔のことは思い出さなくなるかもしれない。けれど、大学時代のことを何気なく思い出すことがあるとしたら、たぶんふと見上げた青い空とか、六階の教室の大窓に映った夕闇とか、図書館の四階の光景や本の香りを思い出すんではないかと思う。
なんとなく日々感じているいいなと思ったことが案外記憶に残ったりする。それもまた、いいなと思う。
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