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知性もあらゆる物と同じく消耗する。学問はその栄養である。知性を養い、かつそれを消耗する。by ラ・ブリュイエール

   
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 光が、欲しい。どんな色の光でもいい。私を照らしてくれる光。

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・・・つづきはこちら

 毎週、金曜日に文章のレトリックについて学ぶ授業を受けている。色々な作家さんの文章の例を取りつつ、「漸層法」とか「類義累積」とか、そういった技法を学んでいる。

 最近はあまり創作をしないからなんとも言えないけれど、授業でレトリックの技法を学んでいると、そういえばなんとなくそんな書き方をしていたなあ、と思えることが何度もあって、自分が<なんとなく>やっていたことを、理論付けて解説してもらえてとても楽しい。授業取って正解だったなって思う。ただ、自分のなかにある<なんとなく>の感覚とレトリックは、似ているようで根本的には違うものだと思う。
 その<なんとなく>の感覚って文章を綴る人それぞれ違うもので、それが作家の<色>なのかなと思う。レトリックのようなものは<型>で、ある程度の型なら磨けばそれなりのものになると思うけれど、<色>はその人にしか持ちえないもののように思う。
 その<色>がどんな色になるかは、きっとその人の経験に依る。すぐに文章の表現に直結するものなら、それまで読んできた本の種類。<白>い本を好んで多く読んで、たまに<青>い本を読んで、それで文章を書けば<水色>の文が綴られていくのかなと思う。その<水色>も人によってさまざまで、<水色>というよりも<天色>に近いのかな、とか。
 あとは、私が綴る文章は何<色>なんだろう。赤系統なのか、青系統なのか。私の元になった好きな作家さんの文章は何<色>なんだろう、とか。
 そんなことを考えるのは、何かとても楽しい。別に何か生み出しているわけではなく、有益なこととは思えないけれど、なんだか楽しい。

 授業が終わった電車のなかで、そんなことを考えながら帰りました。

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 3月末くらいから、余裕がある時はお弁当を持って行っている。
 あんまり頑張りすぎると段々疲れて作るのが面倒になってしまうから、いくつか自分の中にルールを設定してそれを守るように心がけている。

1.10時以降に大学に行く時のみ持っていく。
→朝早く起きると大変だから。

2.お弁当に詰めるもののうち、必ずひとつは前日に用意する。
→朝は時間がないから前もって作っておくことで、朝のどたばたを回避!

3.たまには冷凍食品を。
→手抜きも大事。

 など。
 一応自分ルールを守っているので、2カ月くらい頑張って作り続けていたりする。新しい料理にも挑戦したりもしているし、ちょっとずつ作れる料理が増えていってるような……気がする。
 作っていて思ったのは、洋食よりも和食のほうが作りやすい。だし、醤油、白醤油、みりん、お酒、砂糖、塩の組み合わせ次第で味が変わって、作っていて楽しい。家で普通に料理をする時は洋食のほうが作りやすいんだけど、どうしてかな。うーん。みょーん。
 今挑戦してみたいのは、豚の角煮。今度の日曜日にでも作れたらいいなと思っているけれど、どうなるやら。

 おわり。

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 起きていると、色々なものが目に入ってきたり聞こえてきたりする。目まぐるしいくらいに情報がたくさんあって、そのなかには受け取りたくないのに受け取らなければいけないもの、誤って受け取ってしまうものがいくつかある。
 たくさんの情報を自分のなかで上手く取捨選択できれば問題ないんだろうけれど、それができなくて惑わされてしまって……。そういう時、ぎゅっと目をつむって耳を塞いで部屋の隅でじっとしていたくなる。でも、できないからベッドのなかで丸くなる。そうすると眠りに落ちて……、眠りに落ちるともうずっと眠っていたくなる。
 眠りのなかにいると、揺籠で眠っているようなそんな気がしてとても心地がいいから、起きてしまうと「ああ」ってなる。ああ、目覚めてしまったって。また、情報のなかに入っていかなきゃいけないって。
 そういう時の絶望感はほんとにひどくて、一日何もせずにベッドのなかで過ごしたくなる。

 そんなことを感じる時期。

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 昔はよく意味もなく日記で欲しい物を列挙していた。
 今読み返してみると、ああこんなものが欲しかったんだなあ、としみじみと思うものだったりする。これ絶対要らないだろ、と苦笑してみたりもして。

 数年したらもしかしたら面白いかもしれないので、久々に意味もなく欲しい物を並べ立ててみる。

・ディフューザー
・春物の洋服
・ヒールのある黒い靴
・お弁当箱
・ケラスターゼのシャンプーとトリートメント
・橋本紡『今日のごちそう』
・杉山登志朗『発達障害のいま』
・MacBook Air
・傘
・1人用のティーポッド
・マリアージュフレージュのキャラメルティー
・家
・ポーチ
・ペンケース
・シャープペン(0.3)

 とりあえず、ぱっと思いつくのはこのくらい。いくつかあまり現実的じゃないものも入っているけれど、欲しい! という気持ちは全部に共通している。
 物欲は尽きないもので、たぶん欲しい物がなくなる日は来ない。たとえ、今欲しい物がすべて満たされたとしても、今度は別の大きな欲しい物が出てくる。それをずっと繰り返して、あれ欲しいこれ欲しいと求め続け、どんどん欲は肥大化していく。

 適度に欲しい物があって、色々な事情からそれが手に入らない状況って大切なのかなって思う。欲しくて手に入らないからそれを手に入れるために頑張る過程が大事というか……。
 その過程の長さの分だけ、物の価値も高くなるのだと思う。

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プロフィール
HN:
累華
年齢:
35
性別:
女性
誕生日:
1990/10/06
職業:
大学生
趣味:
散歩 読書 映画や芸術鑑賞
自己紹介:
都内の大学に通う大学二年生。心理学専攻。
将来は作家になりたいので、創作の肥やしにするために色んなものを聞いたり見たり読んだりして経験値を増やそうと奮闘する日々を送っている。
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